伝統とその姿 〜琉球建築〜
沖縄県の伝統的建築は、琉球建築とも呼ばれる。
建造物の多くは建築様式や素材・技術などで主に日本建築・中国建築
との類似点が多く見られるが、風土・社会・資源等の影響で独自の発展が
見られる。
住宅の他、首里城の建物、沖縄の神社に琉球建築の特徴が多い。
現在の沖縄住宅の多くはコンクリート住宅がメインとなっている。
これは米軍が初めに沖縄でコンクリート住宅を建設しその構造の強さ
から沖縄の人達が真似したのがきっかけと言われている。
それでも沖縄の気候や風土に最適化したアイテムが見られ、琉球ブロック
(花ブロック)は強い日差しから守り、風通しの良さを考慮した
代表的存である。
首里城で使われている他、現在では沖縄県立美術館、都内でもインテリア
グッズとして使われ始めている。
