文化と姿 ~かりゆしウェア~
ハワイのアロハシャツにも似たシャツ。
沖縄の夏を快適に過ごすとともに、
本県を訪れる観光客を暖かく迎え入れ、
沖縄のイメージアップを図るために考案された。
その模様は沖縄観光をPRする柄である。
観光をアピールすることを目的に、沖縄県ホテル組合が中心と
なって1970年に着用を開始した沖縄シャツに端を発する。
1990年に名称を「かりゆしウェア」に改め、
徐々に官公庁などでの着用が広まり、
2000年の九州・沖縄サミットで各国首脳が着用し、
以後バリエーションの幅も広がった。
フォーマル、インフォーマルを問わず、
裾はズボンの外に出して、涼しく着るのが一般的。
結婚式や葬儀の時にも着られるタイプも存在し、
夏の沖縄では着用される事が多い。
