文化とその姿 〜三線(八重山黒木)〜


沖縄の八重山地方で育った黒木の棹は、最高級品として高い評価を誇る。
八重山黒木は、三線の棹の長さになるまでは
150年から200年以上の歳月を要し、八重山産の黒木は
現在では伐採禁止になっているため希少性は非常に高い。

エーマーと呼ばれるこの素材は、太陽光の下で見ると
宝石のような見事な鶉目(うじらみ)が浮かび上がり。
塗りはローアゲ(胴上げ)と呼ばれる手法を取り入れている。
通常、ローアゲ仕上げは、塗りを行った後に塗り面を
軽く擦って行くことで角のシャープさを出す。
つまり擦る事で艶消しとなるが、
この棹の場合、ローアゲを施した後に磨き上げ、
素晴らしい光沢を放つ仕上げとなっている。

備長炭に弾力がついたような、摩訶不思議な木質を持っており、
透明で澄んだ音ながら、とても力強い響きがある。

三線の音色は、張りが同じ場合、
八重山黒木>黒壇>縞黒壇>紫壇>樫、ゆし、の順でよく鳴ると言われている。
一丁分の原木だけで中等の三線製品と同価格以上の希少価値がある。

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